2017年11月から、20分でデジタルアート作品を制作し、勝敗を競うイベントLIMITS -Digital Art Battle-に参加しています。以下公式サイトの説明です。
大スクリーンを前に、アーティストは１vs１で戦います。 PCに接続したWacom社の大型タブレットと自分の好きなアプリを使用し、持ち込んだ素材データを駆使。写真、イラスト、3Dなどで、直前に決まったテーマから着想を得たアートを表現。 勝敗を決めるのは、審査員の評価と、会場、ネットを巻き込んだ人気投票。 残り時間を通知するアラート、スピード感のあるBGM、手に汗握る実況、アートを発端とした全く新しいエンターテインメントです。 何よりの見せ場は、今まで観ることのできなかった アートを創作するプロセス。そのプロセスが勝敗を分ける評価に繋がります。
2018/4/14-15に大阪で開催されるLIMITS JAPAN FINAL 決勝大会に進むこととなり、振り返りもしたくなったので、参加したイースタンリーグ全4戦からジャパンファイナル最終予選までの6戦をまとめてみました。
＊イースタンリーグは、運営の方が編集したショートムービー（20分→約1分）をリンク、ジャパンファイナル最終予選はyoutubeのライブ動画（録画）をリンクしています。
イースタンリーグ第１戦（2017/11/10)
似顔絵のライブペイントは経験あるものの、会場とネット合わせて数百人規模の方を前に絵を描くことが初めて、ということで緊張しました。ジムや自宅で事前練習したものをアレンジして描いています。（勝敗：勝ち）
イースタンリーグ第2戦（2017/12/04)
テーマに対してのネタはあったものの、試合中に大きな変化をつけることはできず、悔しい思いが残りました。Limitsではテーマをおさえつつも変化や、アーティストの世界観で観客を惹き付けることが重要なように思います。自分らしいSF的な方向性で描けたことは良かったです。（勝敗：負け）
イースタンリーグ第3戦（2018/01/17)
10ワード×10ワードのルーレットの掛け合わせでテーマが決まるLimits。あまり出てほしくないテーマが出たこの試合は、20分の中いろいろな変化を出せたものの、森魚さんの描きっぷりと、世界観に圧倒されました。（勝敗：負け）
イースタンリーグ第4戦（2018/02/04)
直前の週で雪が降っていたので、何か雪をテーマにしたイラストを、と思い考えていました。炎→雪景色という大きな変化をつけています。カッコいいビル街の描き方を知りたい…。（勝敗：勝ち）
ジャパンファイナル最終予選 DAY1（2018/03/10）
日本一を決めるジャパンファイナル決勝大会へ出場する6名を選抜する最終予選。初めての4人のバトルロイヤル、評価基準が変わった二日間の長丁場でした。テーマは自然×瞬間。3月だし何か春要素を…というわけで桜と花吹雪を入れています。初戦はいい成績をと思い入れ込んでいたため、二日目がやや消化不良に。（1位／4人中）
ジャパンファイナル最終予選 DAY2（2018/03/11）
試合を見返すと、二日目はいろいろ考えすぎて、筆が重かったように見えました。テーマは演奏×秘密。旋律が光となり、月→太陽になるという展開をもっとわかりやすく見せられると良かったか、それ以前に…といろいろ気づきも多い試合でした。（2位／4人中）
新たなチャレンジとして始めたLimitsは、絵描きとしての気付きや出会いが多くありました。イラスト・CGなど映像系のクリエイターの方は、チャレンジしがいのあるイベントです。2018-2019リーグ戦のプレエントリーも始まっていますので、ぜひ！（僕もエントリー済みです）
また、興味あれば会場に足を運んでみてください。ネット中継ではわからない熱気や臨場感も楽しめます。呑みながらアートバトル観戦なんて、なかなかない経験です。次は大阪で日本一決定戦です！（2018/4/14-15）
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