2016/06-07 work report of the custome tiyoko

イラストレーター、タカハシユリさんの作るキャラクター、チヨコのフィギュアを好きなようにカスタムして展示する「カスタムチヨコフェスティバル」(2016/07/19〜7/31@アトリエコメット)に、参加しました。
初の立体展示の備忘録として、レポートしてみます。

作品名は、千代子蹴(チヨコ・キック)。納品日当日に書きました。


<デザイン決め>
6月中旬に素体到着、仕事の合間、ランチタイムにアイディア出し。とにかく思いつくままにスケッチ。薄ぼんやりと、色数を抑えめにして、素体に少し手を加えつつ、アンドロイドかロボット風にしよう、と考えていました。

チヨコ御大。この何にも染まっていない白がクリエイターのプレッシャーに。


バラして、洗って、色々考える。



なんか生物っぽすぎるのでボツ 
色々マーキングしたかったけど、技術的に厳しそうなのでボツ
直線パーツを中心に、個性をなんとなく出すことに
<制作準備>
プラモ的に作業を進める、ということで10何年かぶりに、塗料やら工具を揃えることに。
ヤスリ、ピンバイス、マスキングテープ、デザインナイフ、瞬間接着剤、筆、ラッカースプレー、エナメル塗料、薄め液、サーフェイサー、パテ…素体費用以上はかかったか…。製作中は模型コーナーに何度行ったことか。でも、なんとなく楽しい。
ガンプラ作ってる頃は、タミヤのフィニッシングペーパーで、パーティングライン(合わせ目)を磨き消すのが好きでした。

<制作>
バリとか削った後は、関節をつけるために、ピンバイスで穴堀。均等な位置に穴を掘ることは以外と難しい、足は一回失敗したので、パテで直したりしてます。関節をつけるとポーズが付けやすい、何より触って遊べる。フィギュアは可動しなきゃ、と思い込み夢中で作業しました。

もうこれで終わりにしたい、と触りながら思う
<塗装>
サーフェーサー(下地剤)を塗装→ラッカースプレー塗装→細かいところ筆塗り、としたかったのですが、サーフェーサーの塗装に失敗、限られた塗装スペースで、スプレー塗りはできないので、頭以外は筆塗りをすることに。

サーフェーサーはダマになったり大変なことに。体は結局ブラックを重ね塗り

タミヤのエナメル塗料(あんまり臭くないので好き)のセミグロスブラックを、何度も重ね塗り。体のパーツはいい感じでツヤが出たので結果オーライ。顔は筆ムラを消すために、何度かヤスリかけて重ね塗りしていたら、ふかふかな感じに。

腕はつやつやになりオタマジャクシのように。この時点では顔はまだムラがある

頭はラッカースプレーにて塗装。ツヤ加減が違うのが誤算でした

<仕上げ>
頭の輪っかをプラ版で加工しようとしたが、思った以上に難しいので断念。胸にプラ版で装甲っぽいものをつけ(両面テープで貼り付け)、腕と足に出来合いの金属パーツをつける。マーキングは一発勝負。手足のサイドに左、右とか漢字っぽいデザインを入れたり、おでこにチヨコの銘を入れたりして、和風っぽいテイストを入れてみました。

目と足はクリアレッドで塗装。もうちょっとやりようあったかも

キックポーズに決めたのは、納品二日前。足の火は丸めてあったパテを削り出して作成。体(頭)を支える台座は、家にあった針金とプラパイプを組みあわせて、ピンバイスで穴堀って固定しました。

台座の丸っぽいデザインは、筆ペンで書いたものをスキャンして、インクジェットプリンタで透明シールシートに出力して貼り付けています。(ちなみに、インクジェットプリンタのインクが無くなるというお約束もあり、家電量販店に走ったのもいい思い出です。)

完成。でも当日タイトルカード作り忘れて慌てて作成することに
<感想>
とにかく手探りで、失敗も多かったので、余計な作業も発生して製作中は寝不足に。でも、作りきることの達成感は久々に味わえました。
フェス自体は会期中は一回しか行けなかったですが、いろいろな作風があり、驚きと楽しさがありました。その中で人気投票5位(約20体中)だったのは、嬉しい出来事でした。
また、今パーソナルワークで漫画を描いてますが、キャラクターのフィギュアを作ってみたい、とも思ったり…。

次回、諸々タイミングが合えば、また参加してみたいと思います。今度は、目を光らせるくらいはしようかな…。

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